8月の防除はスキップしようかな
和歌山県下津町は日照りが続いていました
6月約50mm、7月13日頃に100mm降ってから約一か月降雨なしでした
8月15日に60mmの降雨があるまでは地区で灌水を実施したほどでした
重ねて歴代1位の気温の高さで命の危険を感じていましたし、地区の灌水の仕事が忙しくやめておこうかと考えていました
月後半に長雨の予報が出たため、急遽雨対策を兼ねて8月22日から防除をしました
8月防除の時期と内容
- 8月2日 極早生みかんの圃場とカメムシ被害圃場
<<黒点病(ジマンダイセン)、サビダニ・チャノキイロアザミウマ(アグリメック)、乾燥対策とカメムシ忌避(木酢液)>> - 8月22日~23日 早生みかん~晩生みかんの圃場
<<黒点病(ジマンダイセン)、サビダニ・チャノキイロアザミウマ(アグリメック)>> - 未防除圃場 晩生品種の圃場(1カ所)
日照り続きで害虫が発生が目視で確認できないため実験的に未防除で経過観察
使用薬剤
- ジマンダイセン https://www.nissan-agro.net/products/single.php?id=22345
- アグリメック https://cp-product.syngenta.co.jp/product/agrimec_ec
- 木酢液 http://odaka-in-forest.jp/publics/index/7/
- アミノ酸含有液肥、NPK必須要素含有液肥、Mgを混用
木酢液
木酢液は、乾燥が続いていたこととカメムシ被害を少しでも食い止めたいと考えて導入しました
対カメムシは、効能は謳っていませんが藁にも縋るという想いです
対乾燥は、「酢酸は植物が乾燥に強くなるメカニズムを発見」ということで興味を持ちました
https://www.jst.go.jp/pr/announce/20170627/index.html
製品化されているものがありますが家庭菜園での使用も考えて、木酢液であれば野菜に直接かけても安心(有機JAS 規格適合)だしコストも安かったので木酢液にしました
効果は未知数ですが、観察を十分に行って結果を検証したいと考えています
最後までご覧頂き誠に有難うございました