梅雨が明けてみかんの果実はピンポン玉くらいの大きさになり、枝が果実の重みで垂れ下がって来るようになってきました
暑い日々ですが、枝吊りと摘果の時期となりました
枝吊り
文字通り枝を吊り上げる作業です 目的は
- 果実の重みや台風の強風で枝が裂けたり折れたりするのを予防する
- 果実への日照を確保する
- 今年の新梢を立たせて来年の花芽分化を助ける
- 地スレ果実を作らず収量確保
と教わっています
下の写真は2022年春に植えたゆら早生で、今年からしっかり実を成らせて収穫予定です
まだまだ小木のため、真ん中に立てた支柱を中心に紐で吊り上げます
成木であれば亜主枝や主枝を利用できます
吊り上げるのはジュート紐を利用しています
紐は、一ひろ分の長さ約100本を結束して腰に巻いたり、巻玉を作って袋に入れて腰に巻いたりしています
地道に一本一本
なかなか手間がかかるのですが、一本一本の個性がわかりますし、病害虫の早期発見もできるので丁寧にやっています
摘果
着果しすぎていると小玉になったり、日照不足で品質低下につながるので間引いていきます
既にキズ果になっていたり、どうしても日照不足になりやすい懐エリア、主枝成長点の樹上部を中心に摘果します
台風シーズンが来るまでに枝吊りをある程度終わらせたいですが無理かなぁ
今年は裏年で着果量は少なめなので、現存みかんで品質向上に努めて参ります!
最後まで読んで頂けて誠に有難うございました