世界農業遺産に認定された有田・下津地域の石積み階段園
和歌山県有田・下津地域は、2025年に世界農業遺産として認定されました。その理由の一つが、「石積み階段園みかんシステム」です。急傾斜地に石垣を積み、段々畑を築くことで、限られた土地を最大限に活用しながら、長年にわたりみかん栽培を続けてきました。
400年以上前から築き上げられたこの石積み階段園は、単なる景観資源ではありません。みかん栽培で大事な水はけの良さ、石垣が日中の太陽熱を蓄え、日当たりを良くし、地温を上げる効果もあります。夜間に放熱することで、みかんの生育に適した微気候を生み出します。その結果、果実の糖度が上がりやすく、味の濃い「美味しい」みかんが育つのです。
図解⇒有田・下津地域の石積み階段園みかんシステム≪出展:和歌山県≫

下津町・方地区に広がる「横山」という特別な畑
市場評価が高い理由は立地と土質
下津町の方(かた)地区には、「横山(よこやま)」と呼ばれるみかん畑のエリアがあります。この横山は、東南斜面に位置しており、朝日から昼にかけてたっぷりと日光を受けられるのが特長です。そのため、果実の色づきが良く、酸と糖のバランスに優れたみかんに仕上がります。
さらに、横山一帯は水はけの良い土質に恵まれており、根が健全に張ることで、味の締まった果実が育ちます。こうした条件が重なり、横山のみかんは古くから市場でも品質が良いと高く評価されてきました。
蔵出しみかんが引き出す下津町みかんの真価
下津町の恵まれた立地で育ったみかんは、収穫しただけでも十分に美味しいものです。先人たちは12月に収穫する普通温州みかん(晩生品種)を長期保存する技術を確立して、供給が低下する3月までみかんを供給し高単価で販売できるようになりました。
蔵で一定期間熟成させることで、収穫直後の角のある酸味が和らぎ、甘みとコクが一段と増します。つまり、横山のポテンシャルを最大限に引き出す方法が、蔵出しなのです。そのため、「下津の蔵出しは味が違う」と言われる理由が、ここにあります。

和歌山・下津町横山の蔵出しみかんを、ぜひ一度
世界農業遺産の石積み階段園、東南斜面に広がる横山、そして蔵出しによる熟成。この三つが重なって生まれるのが、下津町の蔵出しみかんです。
北文園は、これからも下津町の価値を、みかんと情報の両面から発信していきます。
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