孫とのとうもろこしと枝豆の種まき

こんにちは。和歌山県下津町のみかん農家、北東です。今日は恒例のみかん日記で、みかん畑の片隅で行っている家庭菜園の様子をお届けします。

待ちに待った孫との種まき

ゴールデンウィークといえば、家族との大切な時間。今年も孫が畑に遊びに来てくれました。昨年、初めて種まきから収穫までを体験した孫は、自分で育てた野菜を食べる喜びを知ったようです。「じぃじ、今年も種まきしたい!」と何度も言ってくれていたので、来る日を楽しみにしていました。

張り切って、孫と一緒に畑へ向かいました。小さな手で土を混ぜ、種を一粒一粒丁寧に植える様子を見ていると、心が温かくなります。「これが大きくなって、夏に食べられるんだよ」と説明すると、キラキラした目で頷いていました。

春の種まき、成功と失敗

実は、孫が来る前に妻が先行してとうもろこしと枝豆の種をまいていたのですが、今年の春は気温の変動が大きく、発芽率が思わしくありませんでした。「これはちょっと残念だね」と妻も肩を落としていましたが、自然相手の農業では時に起こることです。

孫と新たにまいた種は、前回の経験を活かして、適切な深さにまきました。小さな苗が顔を出す様子を写真で送ってあげると約束したので、しっかり発芽してくれることを願っています。

とうもろこしと枝豆の混植の魅力

今回、孫と一緒に植えたのはとうもろこしと枝豆の混植です。この組み合わせは、昔から「コンパニオンプランツ」として知られる優れた組み合わせなんです。

とうもろこしは背が高く育つので、枝豆に適度な日陰を作り出します。真夏の強い日差しから枝豆を守ってくれるんですね。一方、枝豆はマメ科植物なので、根に共生する根粒菌が空気中の窒素を固定し、土壌を豊かにします。これがとうもろこしの生育を助けてくれます。

さらに、枝豆の低い草丈がとうもろこしの根元を覆うことで、雑草の発生も抑えられます。お互いを助け合って育つ姿は、自然の知恵を感じますね。

コンパニオンプランツの詳細はこちら→https://shop.takii.co.jp/simages/shop/selection/con_plants1404.html

みかん農家の副業としての家庭菜園

みかんが主役の我が家の農園ですが、自家消費用の野菜作りも欠かせない楽しみです。と言っても私が作るのはとうもろこしと枝豆だけで、母が四季折々の野菜を作ってくれています。

春には新玉ねぎ、たくさん作って一年を通して買うことはありません。アスパラは数年前に撒いた種からまだ恵みをもたらしてくれる強い野菜です。
夏には食べ切れないくらいの茄子、スイカ、オクラ、トマト、キュウリ、、、。今年は何を植えてくれるんでしょうか。
秋から冬にかけてみかんで忙しくなるので、白菜、ネギなどの鍋野菜はありがたい存在です。

アスパラの収穫。ぽきぽき折ってもすぐに伸びてきます。

これからの成長が楽しみ

今、種をまいたとうもろこしと枝豆が芽を出し、すくすくと育っていくのが待ち遠しいです。夏には、収穫の喜びを孫と分かち合えることでしょう。

みかん農家としての日々の作業も、この家庭菜園での小さな喜びも、すべてが私の豊かな毎日を作っています。次回のみかん日記もお楽しみに!


※当園では、こだわりの和歌山みかんを産地直送でお届けしています。9月末から出荷を始めますのでお楽しみにしてください。

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