6月中旬に奈良の紫陽花で有名な古刹に参拝させて頂きました
大和三大観音『あぢさゐ回廊』
以前に西国三十三所観音霊場札所を巡っている時に、紫陽花の見事さに魅了されました
混雑を想定して
長谷寺(桜井市)→岡寺(明日香村)→壷阪寺(高取町)の順です
長谷寺の東にある室生寺(宇陀市)も加えた4寺で限定御朱印も用意されているようでしたが、時間の関係で三十三所のみとしました
長谷寺(第八番札所)
石段「嵐の坂」を紫陽花の鉢植えで飾るのが名所ですね
この日も大混雑でした
私は並ぶのが嫌なので、別ルートで上がり本堂までお参りを済ませ、嵐の坂の終点(頂上)から鉢植えの飾りと人の流れを見ることにしました
嵐の坂に人が織りなす龍
嵐の坂を下から見ると人影で何も見えなくなりますが、上から見ると鉢植えを縫うように人が歩くので、昇龍の様に見えます
画角が良くなくてすみません 撮れたはずの写真がない(汗
嵐の坂を上るのは大変待ち時間があるようなので、早めに参拝するか、上から眺めるのをお勧めします
境内は至る所に紫陽花が植栽されていて、緑と相まって素敵な時間でした
参詣するには、参道手前の市営駐車場がおすすめ
長谷寺へは国道165号線から左折して門前町に入りますが、この道は細く、奥は一方通行のループ状になっています
休日は、ここに入ってしまうと抜けることもできなくなってしまいますので、国道沿いの市営駐車場に停めることをお勧めします
岡寺(第七番札所)
飛鳥寺、高松塚古墳など歴史的遺産の多い明日香村に1,300年前に建立された寺院です
山門をくぐり、初めに目にする手水鉢、池の花の生け方に魅了されてしまいました!
花によるお出迎え
奥の院への参道には、お地蔵さまが参拝者を見守ってくれています
長谷寺ほど参拝客が多くなかったです
長谷寺の渋滞で足止めされているのかもしれませんね
壷阪寺(第六番札所)
高取城に登場する途中に位置し、観音石造、大涅槃石造、壺阪大佛と大きな石仏が印象的な古刹です
涅槃石造に触れてご利益を得られるかもしれません
花に囲まれる壺阪大佛
境内の中央に位置する壺阪大仏ですが春は桜に囲まれ、見事な眺望になるとか
素敵な奈良散策
今回は休日でしたので参拝者が多く、長谷寺では嵐の坂の紫陽花の鉢植えを愛でることはできませんでした
岡寺、壷阪寺も古刹で素敵な佇まいですが、若干参拝者は少なかったです
同じ参拝者を見かけることもあり、長谷寺から岡寺、壷阪寺と同じパターンで参拝されるんでしょうね
これからは石楠花も旬を迎えるようです
どの寺院も四季折々の花を植栽されているので、また参詣しようと思います