ドローンが守る“安心・安全な美味しいみかん”づくり

こんにちは、和歌山県下津町のみかん農家「北文園」の北東です。
夏の盛り、毎日みかんの木と向き合いながら汗をかいています。今日はちょっと未来的なお話を。みなさんは「ドローンで農薬散布」と聞いたことはありますか?

実はこの8月、私の園地で「ドローンによる農薬散布のデモンストレーション」を行いました。集落全体で取り組む“スマート農業”の一環として、地域の役員を務めている私も初めて挑戦したのです。

1時間半が10分に!?

普段は動噴機を使い、園地を歩きながら手作業で農薬を散布します。これが真夏の8月ともなると、本当に過酷で…。汗が滝のように流れ、全身びしょ濡れになりながら作業をします。

1反あたり約1時間半かかりますので、合羽を着ての作業はもうフラフラです。
自園は1町(10反)ありますので、2日半かかります。

それが今回、ドローンを使ったところ…なんと10分で終了!あまりの速さに、思わず周りの農家仲間と顔を見合わせて「すごいなあ」と声を上げてしまいました。

ドローン散布のいいところ

やってみて感じたメリットはいくつもありました。

  • 体力的に楽:炎天下で1時間半歩き回るのと、10分見守るだけ。これは大きな違いです。

  • 薬剤が葉の裏まで届く:ドローンの風(ダウンバースト)で、木の中や葉の裏まで薬が入っていくのを確認できました。(手散布の方が◎だが、及第点)

  • 均一な散布:上からかけてくれるので、特に降雨媒介の病気予防の薬剤では効果的です。

  • 安全性:自動航行のシステムがあるので、山の斜面や段々畑でも安定して散布できました。

これは農家にとって本当にありがたいことです。

もちろん課題もあります

ただし、いいことばかりではありません。

  • 散布する時期を地域で合わせないと、コストが上がってしまう
    まだ普及していないので単位面積当たりのコストが高いんです。エリアでの普及と調整が必要になります

  • 風があると薬が流されてしまう

  • 隣の園地に薬が飛んでいかないよう配慮が必要

  • 液肥(みかんの栄養ドリンクのようなもの)を混ぜて散布できない

こうした課題は残りますが、技術が進めば解決されていくかもしれません。何より「選択肢が増えた」ということは大きな収穫だと感じています。

大切にしていること

私が防除作業で一番大切にしているのは「必要なときに、必要なだけ」
観察して、病害虫の兆しが見えたタイミングで行うことで、無駄に農薬を使わず、環境にも体にも優しい栽培を心がけています。

また、農薬だけでなく、微量要素やアミノ酸などを含む液肥もあわせて散布します。これは、みかんの木を健康に育てるための工夫です。元気な木からは、やっぱり果実も元気に、美味しく育ちますから。

ドローンを使うことで「真夏の酷暑に無理せず作業できる」という選択肢ができました。今後は状況に合わせて上手に使い分けていきたいと思っています。

下津のみかんを“つきイチ”で

こうして手間ひまかけて育てた和歌山・下津のみかんは、9月末から出荷が始まります。北文園では「つきイチみかん」という定期便サービスもご用意しています。旬ごとに変わる味わいを、月に一度ご家庭にお届けできる仕組みです。

「毎月違う美味しさが楽しめる」
「スーパーで買うよりコスパが良い」

とご好評いただき、リピーターさんも増えています。

和歌山・下津の太陽と海風に育まれたみかんを、ぜひ一度ご賞味いただければ嬉しいです。


※当園では、こだわりの和歌山みかんを産地直送でお届けしています。9月末から出荷を始めますのでお楽しみにしてください。

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