◎6月の作業振り返り

実も葉もぐんぐん成長しています

下津町では梅雨入りは遅かったですが、下旬にシトシト雨が続きました

2024年6月間降水量は約300mm

昨年は6月2日に300mmの集中豪雨があり、その後は8月までほぼ降雨なしでしたので、今年はみかんの生育にとっては順調な降雨と考えられます

果実の様子

みかんの葉の緑化も進みつつ、梅雨に入ると水を吸って果実も肥大してきました

先ずは早生みかんの様子ですが、きれいな果皮と和紙の様にハリのある新葉です

早生みかん

続いてデコポンです

肉厚な果皮と特徴的なデコ凸が、自己主張しています

何ともかわいいフォルムです!

デコポン

葉の様子

緑化が進んでくると旧葉は黄変し散っていきます

2代前のおじいちゃんが枯れて、孫が旺盛になる感じですね

子や孫に託して、頑張った旧葉は土に返って、また養分として返ってくるんですね

光合成能力が低下した旧葉は、新葉が緑化すればお役御免

なにかと雑用が多い6月

生育ステージにあわせて仕事が過密な5月とは異なり、梅雨ならではの仕事も出てきます

  • 防風樹の剪定
    ・・・伸びすぎた枝や葉を整理
  • かいよう病防除
    ・・・展葉した新葉を守る
  • 黒点病、ゴマダラカミキリ、チャノキイロアザミウマ防除
    ・・・樹や果実への病害予防
  • 夏肥施肥
    ・・・みかんへの追肥
  • 家庭菜園のとうもろこし追肥・土寄せ
    ・・・間引き、ヤングコーンの収穫
  • みかん樹の被さり枝剪定と裾枝の整理
    ・・・春の剪定以降で伸びた邪魔な枝を整理
  • 除草(草刈or除草剤)
    ・・・すぐ伸びてきます
  • イノシシ等防獣電柵の手配
    ・・・山に餌のないこの時期は畑内の草の根やミミズを食べに来ます
  • 極早生みかんの枝吊り開始
    ・・・果実が大きくなることで垂れ下がった枝を元に戻す

月初に軽い腰痛を発症

防風樹の剪定を行った際に、前屈みで剪定枝を集めようとした際にやってしまいました(涙

大事を取ってかいよう病の防除はスキップしました(3月に2回防除してるからイケるはず)

大事に至らずホッとしています

とうもろこしの追肥と土寄せ

去年と同様に枝豆とのコンパニオンプランツで育てています

お互いの天敵を呼び寄せるとともに、枝豆は窒素固定と雑草抑止の効果があります

とうもろこしは養分吸収が強いので、枝豆には好都合

6月月初:とうもろこしと枝豆の混色で雑草抑止(コンパニオンプランツ)

 

雄穂が出る頃、追肥と土寄せ:土寄せすることで雑草を抑止

 

播種70日、孫よりも大きくなりました

 

 

ヤングコーンをたくさん収穫することができました

孫は大きいコーンが食べたいようで、ヤングコーンは剝いてくれますが食べてくれません(泣き

 

イノシシの活動が活発化

山に食べ物が少なくなるので、葛の根やミミズを食べようと掘り返すようになります

月末にはまとまった雨が降りました

そうなると土が柔らかくなり、イノシシがやたらと掘り返すようになります

今年も新たな進入路を開拓されてしまいました

耕作委託地も増えたので、今年は2カ所電柵を張る予定です

幸い、海南市が30%の獣害対策補助をしてくれるので助かります!

もう、電柵やワイヤーメッシュなしでは栽培できません

 

みかんの果実が大きくなり枝吊りや摘果など、夏の仕事が始まります

摘果は私がやりたくない仕事です

暑いし、落とす加減がまだまだ分からない

なによりここまで育ってきた実を落とすのが忍びない、、と考えるまだまだ未熟者です

果実の大きさのM/L玉率を高めて、味の向上のためには不可欠な作業、、、

今年はしっかり摘果に向き合って参ります!

ご注文はこちら

ご注文はショップページから承っております。

お問い合わせ

お問い合わせはフォームをご利用ください。
畑に出ており、電話に応答できない場合がございます。
まずはお問い合わせフォームから
ご一報をお願い致します。

みかん