2024年シーズンの作業を始めています
開花と新芽が芽吹くまでの3月中は、剪定と新芽に対する施肥と防除で忙しい
先生による講習
今年も和歌山県匠の技伝道師の橋詰先生に教わります
論理的な解説なのでわかりやすい
経験則ではなく、生理学に基づいて論理的に解説していただけるので納得しやすい
私でも再現性を得られる指導をしていただけます
ただ本当に、的確に指導通りに実行できていないのが、私の残念な所
みんな、目を皿のようにして、剪定する場所とその意図を汲み取ろうと必死です
みかん剪定の要点
- 新芽と花芽のバランス
- 主枝を見極める
- 主幹からの流れを放射状に保つ
- 東西南北で枝と立たせ方を変える
- 水平枝を大事にする
みかんは、今年新芽が出れば、来年その芽から花が咲いて結実するという特性があります
隔年結果という収穫量の偏り
芽が出てそれに花ができて一年で結実すれば、簡単なんですけどね
樹齢と天気によって、花がつきにくかったりすると、偏りが出始めます
今年は大豊作だけど、来年の新芽が出てないから来年の不作確定!みたいな
偏りをなくすために
花をつける新芽が多ければ、花をつけないように来年の芽出し剪定を行います
水平枝を見出して、葉を落として、来年そこに新芽が出るようにします
結構手間がかかりますが、安定した収量と日当たりをよくしたり、風が抜けやすくして病害虫が発生しないようにと大事な作業です
おおかた1ヶ月かけて一本一本、大事に手をかけていきます
みかんの木の声を聞きながら
先生からの大事な教えです
どこに枝を伸ばしたいの?
しっかり聞き取って、いいみかん作れるように頑張ります